(平成22)2010年度総会
6月19日(土)10:00~11:30、木材会館6階 第1・第2会議室にて、
ウッドマイルズ研究会2010年度総会が開催されました。
(議題)
1)2009年度事業報告及び収支決算について
2)2010年度事業計画及び収支予算について
3)役員の選任について
4)その他
正会員20名および表決委任者75名による総会は、藤原議長のもと全ての議題が承認されました。
2009年度事業報告・収支決算書(978KB)
→ファイル 38-2.pdf
2010年度事業計画・収支予算書(281KB)
→ファイル 38-3.pdf
2010年度総会議事録( KB)
→$FILE4
2009年度事業報告・収支決算
2009年度の事業報告の概要は以下の通りです。
・ウッドマイルズ研究会2009年度総会開催
2009年度総会の詳細はこちら
・ウッドマイルズフォーラム2009の開催
ウッドマイルズフォーラム2009の詳細はこちら
・ウッドマイルズセミナー2009の開催
ウッドマイルズセミナー2009の詳細はこちら
・ウッドマイルズ算出講習会(5回)開催
・ケーススタディー(異なるアプローチによる取組事例)調査実施
取組事例レポートの詳細はこちら
・伐採木材の利用に係る炭素収支モデルの開発(森林総合研究所共同プロジェクト)
詳細はこちら
2009年度の収支決算は、収入合計5,746,063円、支出合計5,744,108円、収支合計1,955円となっています。
2010年度事業計画・収支予算
2010年度の事業計画概要は以下の通りです。
1.今年度事業の基本的方針
環境指標の「見える化」(低炭素社会作りの行動計画)や国産材を利用した住宅の推進(長期優良住宅推進法)が政府の対策の柱になる中で、研究会が6年前提起した『木材の「人と地球に優しい」という属性を、消費者が自信を持って選択するための手助けとして、また、我が国の大量消費社会の矛盾を示す尺度として、木材の産地から消費地までの距離(ウッドマイルズ)についての様々な情報を提供する(設立趣意書)』という理念がますます輝きを増している。
追い風を生かし、ウッドマイルズレポートや認定技術者の講習などのツールを通じて、研究会の活動の幅をを拡大するとともに、関係団体との連携を広め「木材に関する環境指標の普及および統合」という活動目標を実現するため、以下の活動を行う。
Ⅰ.関連指標及びツールの開発事業
国土交通省住宅局の長期優良住宅先導事業、及び地域木造住宅市場活性化推進事業の採択事業者を中心に、国産材や地域材の環境貢献度を明示するツールとして、ウッドマイルズを利用する関係者が増えている。また、木のまち・木のいえ整備促進事業や、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法案の成立(H22.5)など、行政を中心に建築物の木質化、国産材化という動きが加速している。
これらの追い風を生かし、建築関係者に対するウッドマイルズの普及に力を入れると共に、森林認証、フェアウッド、カーボンフットプリント等の木材に関する他の環境指標関係者とのネットワークを強化し、木材の総合的な環境指標づくりに寄与する。
Ⅱ.普及及びネットワークの形成事業
関連指標算出マニュアル及び算出プログラムは、現状の維持管理に努める。林野庁の「カーボンフットプリント」プロジェクトおよびカーボンフットプリント制度商品種別算定基準(PCR)の動向、及び森林総合研究所との共同研究の成果を踏まえ、改訂の内容についての検討を進める。
Ⅲ.情報収集研究事業
「木材に関する環境指標の普及および統合(地球環境基金助成事業H20~22年度)」活動の最終年度となる今年度は、2年間の活動で得られた課題を踏まえて、木材の環境指標だけではなく品質も含めて整理し、木造住宅設計者や工務店が、各地の実情に応じて自らの木材調達方針を積極的に作成できる「木材調達チェックブック」の検討作成を行う。アンケート実態調査の実施、フォーラム(東京)・セミナー(京都)の開催、ホームページ上での情報発信による意見・情報収集、及び平行して研究会関係者を中心とした検討委員による3回の検討会を開催(東京)し、「木材調達チェックブック」(電子データ)を完成させ、ホームページ上で広く情報発信する。また、算出技術者講習会の開催を主軸として、各地の建築関係者に対するウッドマイルズの普及及び利用拡大に努める。
2010年度の収支予算は、収入支出ともに6,295,000円となっています。
2010年度役員の選任
2010年度は、2009年度役員が全員再任しました。
2010年度役員名簿はこちら
その他
会則の一部改定(事務局所在地移転)を行いました。
- 作品名
- 2010総会
- 登録日時
- 2010/07/09(金) 12:41
- 分類
- 2010年度