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「下川町地域間交流施設」ウッドマイルズレポート(2007年8月)
木造平屋建て(交流棟+コテージ) 簡易宿泊施設 延床面積:387.37m2
設計/(財)ふるさと開発振興公社 施工/(株)市村組、(株)三賀組、(株)丸昭高橋工務店
レポート編集発行/ウッドマイルズ研究会
下川町は北海道北部に位置する人口約4千人の小さな町です。町の総面積の約90%を森林が占め、森林林業が基幹産業となっています。カラマツ・エゾマツ等の下川の森林は、植栽と伐採を永久的に繰り返すことができる循環型林業経営を実施し、環境・経済・社会に配慮した適切な森林管理の国際的な証であるFSC森林認証を取得しています。
評価対象となったのは、小規模なロッジが数件建ち並ぶ、地域材を積極的に使用した宿泊施設、下川町地域間交流施設です。
<ウッドマイルズレポート総合評価(★1.5ヶ)>
■地域の木材の活用(ウッドマイルズ 802km)…★0.5ヶ
■木材のトレーサビリティ(流通把握度 22%)…★0ヶ
■木材の輸送エネルギー(CO2削減率 72%)…★1ヶ
ほとんどの木材が地域のカラマツ・トドマツですが、既製品の一部に輸入材や遠方国産材は含まれていたため、総合的には低い評価となりました。(2008年以降は流通把握度の定義を改訂していますので、改訂前の値です)木材の輸送過程排出CO2削減量は8,722kg-CO2で、ガソリン消費量約3,792リットル分、またはトドマツの木2,077本が1年間に吸収するCO2の量に匹敵する削減効果が示されています。
- 作品名
- 04北海道
- 登録日時
- 2007/08/31(金) 12:00
- 分類
- 北海道