"レミーピースを髪にしっかり留めるため、レミーピースの裏側にはウィッグ用のクリップがついています。
クリップがゆるんできたときや、クリップを付け替えたいときには、ご自宅で簡単にクリップを縫い付けることができます。
用意するもの
ウィッグ用クリップ
針(手芸用)
黒い糸(あれば透明色のテグス(太さは1号くらい)にすると透明でより目立ちにくくなります)
ヘアクリップ(ダッカールピン)やヘアピンなど (ウィッグの髪を縫い込まないよう、ウィッグの髪を留めておくため)
あらかじめ…
外したいウィッグ 自然用クリップは、縫い付けてある糸をはさみで切って、ウィッグから取り外します。
先の細いはさみだと切りやすくなります。
縫い付ける順番
写真にある順番に縫い付けます。
2から3へは、ゴムの間に針を通します。
※「くし形クリップ 小サイズ(別売)」にはゴムは付いていません
1: 位置を決める
レミーピースを裏側にして、クリップをつける場所を決めます。
縫う際に邪魔になりそうなウィッグの髪はヘアクリップなどで留めておきます。
2: 糸の準備
糸を60cmくらいに切り、2本どり(太めの糸やテグスの場合は1本どり)にして玉結びにします。
縫い始めはウィッグ用クリップの裏側になるところ(地肌に触れないところ)から始めます。
縫い始めや縫い終わりは、見えないようにクリップの裏側になる部分にします。
(クリップからはみ出た部分にすると、地肌にあたってしまうので、注意して下さい)
3: 縫いとめる
クリップの穴に針を通したら3回くらい縫います。写真を参考に順に縫いとめていきます。
クリップの留め部分にゴムがある場合は、2ヶ所目を縫った後にゴムとクリップの間に針を通して反対側の穴を縫い始めます。
(ゴムの部分に通すことによって玉どめは最後だけでOKになります)
ゴムがないクリップは、クリップの下を2~3針縫って反対側の穴を縫い始めます。
4: 縫い終わり
4ヶ所全ての穴を縫い終わったら、クリップの裏側になる部分に針を通し、玉どめをします。
5: 糸の始末
玉どめ後にさらに、表から見えない部分に2針ほど縫い、糸を引っ張ってギリギリのところで切ります。
6: ピースの髪を整える
レミーピースを表側にして、縫い目の部分に挟まっている髪を丁寧に針で引き出し、最後に髪の絡みをとり、ブラッシングをして完成です。"
医療向けウィッグ URL 2022年11月24日(木)12時52分 編集・削除
がんや皮膚の病気などの治療過程で、頭髪が抜けてしまう場合に、心強い存在となる「医療向けウィッグ」ですが、いくつか種類があるということをご存知でしょうか?